これから必要とされる人材 | 30代の中途採用
これから必要とされる人材は、グローバルな人材と自動化できない仕事ができる人材です。
グローバルな人材とは
グローバルな人材とは、英語が話せる人材という意味ではありません。
英語が話せることは必要ですが、絶対条件ではありません。
英語が話せる以上に、地域ごとに異なる多様な文化や価値観を受け入れて、地域ごとに対応できる能力を持った人材のことです。
専門的なコミュニケーションは別にしても、日常会社レベルであれば、自動翻訳機で翻訳できる時代がすぐそばまで来ています。
いずれは、英語が話せなくても、自動翻訳機が翻訳してくれるようになります。
まず、世界各国は、文化が異なり、大きくは、次の4つの文化の国に分かれます。
法規制を重視する国です。
(例、アメリカ、イギリス)
人間関係や道徳を重視する国です。
(例、日本、アジア諸国、南欧、南米など)
イスラム教など神を崇める宗教国です。
(例、中東諸国など)
地域によって、異なる文化を持ち合わせている国です。
様々な宗教が混在し、世界最高レベルに近代化された地域と、まるで時代が止まったような地域がある。
(例、インドなど)
このような、さまざまな文化や価値観について理解することです。
自動化できな仕事をする人材とは
自動化できな仕事をする人材というのは、変化への対応力がある人材ということです。
自動化できる、ということは、ある条件下では、決まりきった作業になります。
自動改札機が導入されて、改札券を切る駅員さんがいなくなったように、つぎつぎと、単純な作業は自動化されていきます。
IT革命もその典型で、人間が経験と勘で行っていた生産システムなどの段取りなども、コンピュータが行う時代になっています。
弁護士分野の証拠書類の分析作業も自動化が進んでおり、いずれは、弁護士ですら、数がいらなくなるといわれています。
医療分野の手術作業もロボットによる手術が行われており、医師ですら、数がいらなくなっていきます。
(参考)
絶対に自動化できないものとしては、プログラム化するのが難しい複雑な作業です。
例えば、経験に裏づけされた勘が必要な作業や、環境変化によって微調整しなければいけない作業、感性が必要な作業、接客業などです。
具体例)職人、映画監督、一流ホテル経営、お笑いタレント、芸術家、宗教家、作家など
反面、自動化する機械は人間が作るので、ロボット業界(自動化業界)はますます発展する可能性があります。
参考)おすすめの転職サイト