組織を生き抜く知恵 | 30代の中途採用
組織で生き抜くには、仕事ができるだけではありません。
誰もがやりたがらない雑用を気持ちよく引き受けると、意外とかわいがられます。
特に、上司にかわいがられます。
上の人間ほど、雑用も結構多く、その仕事を肩代わりすることで、本来の仕事を免除してもらえることも多々あります。
しかも、上司のプライベートなところまで入りこんでいる場合もあり、ある意味、弱みを握られていることもあります。
あまり他人には見せたくない部分を知られているので、一心同体だったりします。
また、所属部署のムードメーカーも、雰囲気を明るくして、コミュニケーションを円滑にしてくれるので、存在価値が高いです。
同僚との適度な会話や、意味のない楽しい会話をすることで、職場の雰囲気が和みます。
これを、「雑談力」と呼びます。
仕事で生き抜くには、やはり、特定の分野で誰もわからない専門領域を持っている場合です。
その人がいなくなると、仕事が回らなくなってしまうので、会社から放り出されることはありません。
その代わり、ずっとその仕事から離れることができないのが難点です。
また、大口の取引先を持っている場合です。
その人が辞めると、その取引先も一緒についていかれては、会社としては大損害です。
保険や自動車のセールスなどでは、あり得る話ですが、ほとんどの場合、大口の取引先は会社の看板で取引しているので、このようなケースは少ないです。